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ザ・ゴール コミック版 読んでみた。

上司の方に勧められて、ザ・ゴール読んでみた。小説版は難しそうなのでコミック版で。

ザ・ゴール

ザ・ゴール
著者:エリヤフ・M.ゴールドラット
価格:1,296円(税込、送料込)
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要約すると、

工場所長の主人公は、3ヶ月以内に工場の業績を改善しないと工場を閉鎖すると上司に言い渡される。頑張って効率を上げようとするも良い結果に繋がらず、さらに仕事で忙しくしてるうちに妻との関係も悪くなってしまう。さあどうしようという時、大学時代の恩師の先生が登場。先生は経営コンサルタントをしており、主人公の工場の問題をどんどん言い当てる。先生から出された課題を自分の力で考え、工場に適用して行く主人公。だんだんと工場の問題が解決していき、業績もUP。これ、赤ペン先生で出た問題だ!さらに妻との関係も改善。仲間たちの協力も得て、ついに工場閉鎖の危機を抜ける。やったね!次はキミの番だ!

みたいなお話。

 

ストーリーはシンプルだけど、マネジメント理論についての話が散りばめられててすごく勉強になった。

皆部分的な効率UPと低コストを図ろうとするけれど、結局ボトルネックがあるとそこですべてのスピードが決まってしまう。なので、他の部分の効率化をしても実は意味がない。

部分的に見るのではなく、まず全体の目標(ザ・ゴール)を見定めて、それには何を成功の指標にするべきか決める。そして、ボトルネックを中心に問題の特定と解決を行っていくことで、全体の生産性を上げていく。

一つのボトルネックを解決するとまた他のボトルネックが出てくるので、そうした制約に対して集中的に取り組んで、部分的な効率化ではなく全体最適化を目指してマネジメントを行っていく。それをTOC(Theory of Constraints)制約理論という。

これが、この本全体を通しての理論。

今回のストーリーは工場の生産や在庫管理についてだったけど、この理論自体は開発系のプロジェクトにも活かしていけるんじゃないかと思う。途中でバッチサイズ(一回の処理量)を小さくして待機時間を減らすっていう話があったけれど、それはプロジェクトでいうプロトタイプモデルのようなものだし。

そしてその理論がそのまま説明されているというより、先生がまず疑問を投げかける→それを主人公たちが悩みながら答えを見つけていくっていう流れだったのもよかった。読んでる自分も主人公と同じ気持ちになりながら、だんだんとその理論を理解していけるようになってた。 この学びのプロセスは、著者であるゴールドラット博士の信念らしい。

 

まだ全ては消化しきれてないから、またちょっと時間置いて読みたいな。

 

ちなみに普段はデータ分析BOYだけど、データの正しさを調査するためなら力仕事も惜しまない中村くんがイケメンすぎた。惚れるぜ。