『SPRINT 最速仕事術』ワークショップに参加してきた #sprint_forkwell

GV(グーグル・ベンチャーズ)の驚異の開発プロセス「スプリント」の生みの親ジェイク・ナップ初来日講義に行ってきた。
connpass.com

 

 

最近発売された『SPRINT 最速仕事術』の概要と導入事例を著者であるジェイク・ナップ氏が解説しつつ、簡単なワークショップで体験してみるという内容。

 

SPRINTはアイディア生産や問題解決のための手法で、一週間で目的、アイディア出し、プロトタイプ作成とユーザインタビューを全て行うというもの。詳細は本で!

 

SPRINT 概要説明

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ジェイク・ナップ氏めちゃくちゃ長身でびっくり(左端にいる方。Speeeさんの天井に入りきってないw)

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ワークショップ

ワークショップで、火曜日に行うソリューションスケッチと水曜日の決めるプロセスを体験。

今回のワークショップのテーマは『貯蓄サービスのスタートアップDigitが、どうやって信頼を得るてユーザに預金してもらうか』

 

ソリューションスケッチはやれと言ってもなかなかできないから、アイディア出しのコツがいくつかあるそう。つたないものだけど私が書いたワークと共に紹介。

 

サービス調査+Memo, Lightning Demo(光速デモ)

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これはサービス調査のメモ。自分たちと違う業界のサービスをあえて見て、とにかく気になったものを短時間でスケッチ。
Lightning Demo(光速デモ)という、この気になった情報をとにかく次々デモするというやり方もあるらしい。

 

CRAZY8

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CRAZY8 1分間ずつ*8回でとにかくアイディアを出していく

 

 ヒートマップ+決定

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最終的にアイディアをきめてスケッチ。これを水曜にどれにするか決める。
まず全員でシールを貼って投票する(青いシール)。

最後に決定者(CEOか、それに準ずる意思決定者)がどの案を採用するか決める(ピンクのシール)

 

 

ソリューションスケッチの話で印象的だったのは、『ブレストは意味ない』っていう発言。

アイディア出しにブレストを使って練られてないものをみんなでポンポン出しあって、それをカテゴライズして・・・ってやっても良い物は絶対に生まれない。ひとりひとりがじっくり練って考えたものから確実に良いアイディアは生まれるので、まずそれをやってから全員のアイディアを戦わせるべきということだった。

というわけで火曜のソリューションスケッチは基本的に一人での作業になるそう。ブレストって気軽にやりがち&満足しがちだから、心に入れておきたい。

 

そんなわけでワークショップの内容でした。興味ある方は本を是非!

 

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サイン本もらったのだ。