PlayFrameworkでキャッシュの有無によってViewを出し分けするサンプル
PlayFrameworkでキャッシュの有無によってViewを出し分けするサンプル
複数の画面間でフォームから入力した値を保持したかったのでキャッシュを使うことにしたのだけれど、
キャッシュの値の有無によって画面表示を変更しようとしたらつまづいたのでメモ。
サンプルプロジェクト
https://github.com/satomikko94/play-cache-sample
- PlayFramework 2.4
- Java 1.8
サンプルコード
PlayFrameworkでキャッシュの値の有無によってViewを出し分けするサンプル ref: h ...
実行結果
http://localhost:9000/ にアクセス。
初期画面
初期画面はCache has no data!と表示される。
フォームに適当な値を入力してSubmit
フォーム送信後
Submitすると、フォームの値が下に表示される。
キャッシュに入れているので、直後に画面を更新してもこの値は残ったまま。
キャッシュ期限の1分を過ぎるとまたCache has no data!と表示される。
ポイント
Cache.set
setCache.scala.htmlのフォームで入力した値をApplication.javaでTask型として取得し、
Cache.set("task", task, 60 * 1);
でキャッシュに保持している。キャッシュ期限は60 * 1 = 1分。
このキャッシュは他のクラスやViewから取り出すことが出来る。
キャッシュデータのviewでの取得
ここがつまづいた所。
この後のif文で使用するためには、キャッシュのデータを
@(task : Task = Cache.get("task").asInstanceOf[Task])
で取得してくる必要がある。asInstanceOf
でTask型に直すのを忘れずに。
この1行、これより前にHTMLが書かれていると
')' expected but '=' found.
というコンパイルエラーが表示されてしまうので
必ずincludeしてるhtmlの最初に持ってくる必要がある。
この件についてはちゃんとした理由書いてあるページあると思うのだけれど見つからなかった・・・
どなたかわかったら教えて下さい。
取得したキャッシュデータの利用
取得できればあとは簡単。if文は
@if(task == null) { }
このように@if
のなかで取得したデータを使用できる。
また、HTMLに取得したデータを埋め込みたい場合は
id : @task.id<br>
という使い方もできる。